あかねさん
こうきさん
スマートコントラクトを実装しており、アルトコインの中でも知名度の高い仮想通貨『イーサリアム』。
イーサリアムへの当市を検討されている方のために、将来性やこれからの実装予定などを詳しくご説明していきます。
基本情報や特徴、技術について詳しく紹介し、イーサリアムが購入できるおすすめ取引所と今後の課題をご紹介します。
以下のポイントに分けてイーサリアムの将来性を解説します。
- イーサリアムの特徴、基本情報がわかる!
- イーサリアムの現在の価格、過去の価格がわかる!
- イーサリアムの今後や将来性がわかる!
- イーサリアムを購入する際のおすすめな取引所3つわかる!
- イーサリアムを購入、取引する際の注意点がわかる!
イーサリアム(ETH)の基本情報や特徴
ヴィタリック・ブテリンが開発し2014年に発行した仮想通貨、イーサリアムの意味はプラットフォームを意味します。
ビットコインのようにプルーフオブワークを採用し、今後は保有通貨量と保有期間によりプルーフオブステークを検討し、今後の仮想通貨におけるシステムなどの開発を担う仮想通貨です。
イーサリアムの基本情報
イーサリアム | |
---|---|
24時間取引高 | 1兆4927億円 |
時価総額 | 約2兆円 |
最高値 | 157910円 |
技術 | スマートコントラクト、プルーフオブワーク、クライアントとノード、スケーラビリティの改善 |
魅力 | ビットコインに並び人気で決済スピードが早い |
おすすめ度 | ★★★★★ |
2022年9月時点の時価総額は1,941億ドル、日本円では約約27兆円で、ビットコインに続き仮想通貨時価総額価格第2位。
システム開発がイーサリアムの特徴でもあり、スマートコントラクトやプルーフオブワーク、クライントとノード、スケーラビリティの改善などの技術があり今後のシステム開発にも目が離せません。
Dapps(分散型アプリケーション)を採用
イーサリアムの技術により、特定のプログラマーでなければ開発が難しい分散型アプリケーションを容易にでき、誰でもイーサリアムを利用して事業などに加えることができるようになりました。
スマートコントラクトを実現
ブロックチェーンにこのスマートコントラクトを組み合わせることで、第三者の管理者がいなくてもイーサリアムの管理をし、自動的に取引ができるようになりました。
イーサリアム(ETH)の今後のロードマップ
This is my approximate view of what the next ~5-10 years of eth2 and beyond might look like.
Roadmap below reflects my own views, others (including future versions of me) may have different perspectives! Details may of course change as we discover new info or new tech. pic.twitter.com/wynMVC04Ag
— vitalik.eth (@VitalikButerin) March 18, 2020
2020年3月19日に、5年〜10年後のイーサリアム2.0をローンチした後のロードマップを公表しました。
2020年はPhase 0(フェーズゼロ)
Phase 0, the Beacon Chain, is the core of the new consensus mechanism. This is where all the system level activity and orchestration happens. Phase 0 is all about coming to consensus with hundreds of thousands of consensus entities (validators), distributed across thousands of nodes around the world.
引用:https://blog.ethereum.org/
Eth2.0(イーサリアム2.0)は、元々2020年1月にローンチ予定でしたが、まだローンチはされていません。当初の予定を大幅に過ぎ、2021年1月に延期になる可能性があると提言しています。
しかし、イーサリアムの開発者の一人であるヴィタリック・ブテリン氏によると、年内中のローンチを予定していると個人的見解を示しているので、年内のローンチもありえるかもしれません。
2022年9月15日|The MargeアップデートでPhase2に移行
2022年9月15日、Ethereumはマージアップデートを実施予定。
コンセンサスアルゴリズムがPoWからPoSへマージされ、イーサリアムからイーサリアム2.0に移行します。
イーサリアム(ETH)の現在・過去の価格
イーサリアムには過去に爆上げや暴落の時期がありそのことについて将来性にも関わることですのでご紹介し、現在の価格についてもご紹介します。
しっかりと確認していきましょう。
イーサリアムの過去の急騰と暴落
イーサリアムは過去に幾度か高騰を経験しています。
過去の急騰・暴落の歴史を簡単に振り返りましょう。
- 2016年: TheDAOのICOによる急騰 →2,000円台
- 2017年: ビザンチウムによる高騰 →18万円台
- 2018年: 仮想通貨バブルの崩壊による暴落 →1万円台
- 2020年: DeFiの注目による高騰 →11万円台
- 2021年: ビットコインETF承認による史上最高価格更新 →54万円台
- 2022年 仮想通貨市場全体の下落 →22万円台
イーサリアムの現在の価格
数多くのアルトコインが増える中、ビットコインに次ぐ流通額第二位を守り続けてきたイーサリアム。
DeFiやNFTなどの需要も高まり、2022年9月15日に控えるPoSでさらなる価格上昇が見込まれています。
イーサリアム(ETH)の今後・将来性
イーサリアムの今後や将来性について技術面や多方面からの影響などからご紹介します。
少し難しい話になってきますが、わかりやすくご説明しますので、しっかり理解しましょう。
①EEAに多くの大企業が参加している
EEAには500社以上の会社が参加しており、日本からもKDDIやMUFGグループなどの大企業も参加しており、世界の有名な企業も参加しています。
②アップデートを控えている
アップデートをフロンティア、ホームステッド、メトロポリス、セレニティの4段階に分け今後セレニティが実装されます。
セレニティはプルーフオブワークからプルーフオブステークに変更するアップデートになり、プルーフオブステークにアップデートすることでマイニングの省エネでよりマイニングをすることが可能となります。
③ライデンネットワークで実用性が高まる
イーサリアムは現実の現金のやり取りの代わりなどの実用化を望んでいます。
そのためには現金や今多くの人が利用している決済手段よりもっと便利で安全である必要があり、それがライデンネットワークで近づくということになります。
④ICOの普及がイーサリアムにも好影響
ICOはただ企業などが資金調達するだけでなく、今後のビジネスの起点となります。
そこでICOが身近に個人でもトークンを購入できればより多くのユーザーがイーサリアムを保持し、それを決済手段など利用してくれる人が多くなり好影響を与えます。
イーサリアム(ETH)の特徴
イーサリアムは、スマートコントラクトなどを実装し、仮想通貨の中でも存在感を示してきました。
ぼんやりとイーサリアムは価値があると思われている人が多いですが、実際どこが、どうすごいのか、ということは理解している人が少ないことでしょう。
これから、イーサリアムの特徴を詳しくご紹介していきますのでぜひ最後までお読みくださいね。
発行上限が設けられていない
イーサリアムは、発行上限が設けられておりません。代表的な仮想通貨である、ビットコインやリップルなどは発行上限が設けられています。
ではなぜ、イーサリアムは発行上限がないのでしょうか。その理由は、特にないと開発者が発言していますが、メリットとしてはマイニングをするマイナーが安定して収入を得られるということです。
また、半減期がないのも特徴となっています。
ビットコインのもつ課題を解決
イーサリアムは元々、ビットコインの課題を解決するために開発された仮想通貨でした。
ビットコインは、処理速度が遅くスケーラビリティ問題を抱えています。しかし、イーサリアムでは、処理速度を15秒にすることによって、処理速度を早くし、送金も素早くすることに成功しました。
また、Proof of Stakeへの移行も行いました。これにより、維持コストを安くすることができました。
分散型管理でセキュリティに信頼がおける
イーサリアムは、分散型管理のブロックチェーンです。
セキュリティに信頼がおけます。イーサリアムは、ブロックチェーンの改ざんが難しく、特徴の一つとなっています。
イーサリアム(ETH)が購入できる取引所
イーサリアムはビットコインに次ぐ時価総額で人気もあるため国内問わず多くの取引所で取り扱いがありますが、今回ご紹介するのは海外の取引所ではありますが日本語に対応していたり、
ハイレバレッジにすることができたり、その取引所の特性がそれぞれありおすすめ度も非常に高いので是非参考にしてください。
Bybit(バイビット)
Bybit(バイビット) | |
おすすめ度 | ★★★★★/5 |
---|---|
取り扱い通貨数 | 100種類以上 |
レバレッジ対応 | ◎ |
最大レバレッジ倍率 | 100倍 |
日本語対応 | ◎ |
Bybitは2018年に誕生し、デリバティブ取引量の世界上位10位に名を連ねている取引所です。
100種類を超える仮想通貨を取り扱い、イーサリアムに最大100倍のレバレッジを掛けて取引できます。
1契約あたり10万TPSと業界水準の10倍のスピードを実現した最先端マッチングエンジンと、HDコールドウォレットによるセキュリティ対策に定評があります。
日本語完全対応で年中無休のカスタマーサービスを提供していることもあり、日本人トレーダーの間でも高い人気を獲得しています。
Binance(バイナンス)
Binance(バイナンス) | |
---|---|
おすすめ度 | ★★★★/4 |
取り扱い通貨数 | 1000種類 |
レバレッジ対応 | ◎ |
最大レバレッジ倍率 | 125倍 |
日本語対応 | × |
Binanceは世界No1の取引量を誇る仮想通貨海外取引所です。
380種類以上の仮想通貨を取り扱っており、取引所としての信頼性も高いうえ、NFTやレンディングなど多岐にわたる高品質なサービスを提供しているところが魅力です。
最大125倍のレバレッジに対応しており、走攻守ともに優れた海外取引所と言えます。
イーサリアム(ETH)の将来性に影響する課題
ビットコインに次ぎ人気であっても今後の課題や将来性に影響されることも考えられます。
まだ仮想通貨が生活などに浸透していないことも関係し、まだ仮想通貨の歴史も浅いことから様々な課題が浮き上がっています。
セキュリティ強化
2016年に「The DAO」の抜け穴を利用し、ハッキングしたことで360万ETHを流出することがあります。
イーサリアムはブロックチェーンの書き換えが難しく、その上バグなどが発生して問題にもなっていましたが改善が上手く進まないという弱点もあり、そのような技術とも関係するセキュリティをしっかりとすることが必要です。
ICO規制がされると…
中国、アメリカなどでICOの規制がされました。
特に中国では仮想通貨の取引自体が禁止されており、ICOが規制されるとイーサリアムの資金調達も上手くいかなくなり今後セキュリティ対策や開発がされません。
このような状態が続けばまたハッキングされたり、新たな問題が出てきて仮想通貨として役目がなくなる可能性もあります。
イーサリアム(ETH)を取引する際の注意点
イーサリアムはビットコインに次ぎ人気の仮想通貨でもあり、技術面でもレベルは高いのですが、その反面デメリットやリスクは付き物です。
まだ仮想通貨自体が歴史が浅く、万が一のことも考えるのも今後購入/取引をする上で自分にも悪影響などを与えないためにも対策をすることは重要になってきます。
ボラティリティーに注意
イーサリアムはそこまで激しく値動きする仮想通貨ではありませんがビットコインや現物取引、為替、株の影響を受けやすいです。
特にアメリカや世界の動向により仮想通貨が信用不安の代わりになって価格が変動することもあります。
そのため、仮想通貨やイーサリアム 単体で考えるのではなく、株や日経、ダウなどの価格も常にチェックしておくと良いでしょう。
ハードウェアウォレットで保管
イーサリアムは過去に350万イーサリアムの流出事件があり、セキュリティも万全とは言えません。
これからセキュリティや新たな安全で便利なシステムが開発される予定ではありますが、万が一のことも考えてハードウォレットで保管しておく必要があります。
オンライン上ではなくハードウォレットなどのオフライン上であればハッキングされる心配がなく安心、安全にイーサリアムを保管することができます。
複数の取引所に登録してリスクヘッジ
今後ICOが規制されたり、セキュリティ問題などイーサリアムには色々なリスクが伴います。
しかし、ビットコインに次ぐ時価総額で今後の仮想通貨を担っていくと思われますので投資したい人にとっては投資しないわけにはいきません。
ある程度リスクヘッジを行うとして複数の取引所でイーサリアムをバラけて購入することがおすすめです。
1つの取引所でイーサリアムを購入するだけでは何かイーサリアムに被害が出た時にリスクがかなり高くなり、他の取引所にもバラけてあえて購入することでその大きなリスクを小さくすることができます。
イーサリアム(ETH)の将来性に関する口コミ・評判
イーサリアムは、本当に将来有望な仮想通貨と思われているのでしょうか?
既成事実だけでなく、世論に耳を向けることはとても大切です。
それでは、イーサリアムに関する口コミをご紹介していきます。
イーサリアムの可能性に期待
イーサリアムは、ビットコインの課題を解決するだけでなく、投機性でもビットコインをしのぐのではないかと思っています。まず、開発チームが優秀なのでその点においても信頼できると思います。(男性・トレード歴5年・為替/仮想通貨)
イーサリアムは、元々ビットコインの課題を解決しようと作られた仮想通貨ですが、今後ビットコインを超えてくる通貨になるのは時間の問題かもしれません。
しかし、発行上限が決まっていないので、将来インフレ状態にならないといいのですが。
2020年3月から価格は上昇している(2020/04現在)
イーサリアムは、リップルや他の仮想通貨に比べて単位当たりの価格はとても高いですが、ボラティリティも激しいです。価格差がとても大きいので、注意する必要があります。しかし、2020年3月から、価格は1ETHあたり1万円近く上がっているので、これからまた価格が上昇する可能性もあると思っています。コロナウイルスの中でも価格を上げているので、収束したら突き抜ける可能性もあると考えています。そこまで長い目で投資します。
イーサリアムは、ボラティリティは激しいものの上昇するときはとても早いです。どこを底と見るかそれぞれですが、現在の価格がお買い得と思うのであれば、今が買いと言えるでしょう。
イーサリアム(ETH)の将来性まとめ
- ビットコインに次ぎ人気があり技術のレベルも高い
- イーサリアムの今後や将来性が十分あるものの、リスク回避も必要
- ハイレバレッジで取引をしたり、取引所のレベルの高い取引所での取引もおすすめ
ビットコインに次ぎ親しまれてきたイーサリアムは今後もその期待と将来性が十分あります。
ただ、海外の政治の動きや仮想通貨に対する考えなどが時にイーサリアムでも悪影響を与えかねず、イーサリアムの技術が万能でも万一のことも考えて購入、取引をすることは重要です。
イーサリアムのことについてもしっかり知識を深め、旬の情報にも敏感になり情報を取り入れることで今後の取引/購入に役立ち、おすすめします。